掃除は科学だ!第1章
朝夕が冷えてきて、寒い寒い冬がすぐこれ
そこまでやってきていますね。
鍋など温かい食べ物が恋しい季節になりました。
そんな時期になってきて、うちのスタッフのKさんが
「ダイエットには厳しい季節だ」なんて嘆いています。
というのは、「夏よりも冬の方が太りやすい上、誘惑の食べ物が多い」そう。
僕自身は、「そうかなー?(笑)」とその意見を疑問に思うんですが、
彼女は真剣にそう思っているそうです。
彼女はダイエットのため、「ダイエット日記」なるものを毎日書き込んでいるそうです。
食べた物、体重などきちんと毎日書いていく。
そうすると
それは、彼女にとっての「武器」になっているそうです。
というのが、体重を毎日書き込むことによって、
・やる気エネルギーが沸いて、モチベーションをキープできたり。
・どの食べ物が体重を増やすのか?などおぼろげに見えてきたり。
・どういう生活が体重増加に結び付くのか?
など、ダイエットに必要な
「やる気」や「冷静なデータ」
「足りないもの」「必要ないもの」があぶりだされてくるようなんです。
(彼女曰く、ですが)
でも。
これって、僕たちの立ち向かっている
「汚れ」に対する気持ちや行動と似ているな、と感じるんです。
というのが。
みなさんは、下記の機械をご存じでしょうか?
たぶん、ご存じの方は少ないかもしれないのですが、
すごく優れものなんです。
これは、キッコーマンバイオケミファという会社が作った
「ルミテスター」という計器です。
(あのキッコ―マンが醤油の醸造の技術を生かして作ったバイオテクノロジーの会社です)
画面の数値は、「菌の餌になるような油や手垢など汚れの量」なんです‼️
つまり、その数値が高ければ高いほど、
その場所は細菌やウィルスが増えるスピードが高くなるということです。
「餌となる汚れ」が多いと食中毒などの危険が予想され、
食品を扱う場所にとっては致命的になりますよね。
この計器、すごいと思いませんか?
これで色々なところを測ると汚れの多さが一目瞭然。
こうやって、汚れの量を調べたい場所をそっとなぞり
ある薬品に浸して。
測定器に入れます。
すると‼️
その場所の「汚れを数値」で示してくれるんです。
どうですか?
測定器の中の画面の数値が、
上の写真と下の写真で違っているのをご覧いただけると思います。
この数値が「汚れの量」で、
大きな数値は、汚れが多いことであり
、その場その場に、「許容範囲の数値」があるんです。
本来、汚れというものは、ある程度ひどくなったり、
あきらかに汚れが見えるところはわかりますが、
目に見えないレベルだと汚れているのかどうかわかりません。
それに一概に「汚れている」と言っても
「どのくらい汚れているのか?」は、
正確に理解することはなかなか難しいことです。
ですから、僕は、この機械で測定し、
お客様のニーズに合わせ、必要な場所の「汚れを数値」で表し、
汚れの数値が改善すべきものなら、
「どのような方法で」「どのくらいの数値を目標に」
するべきかを具体的にお示ししています。
そうすることによって、お客様は、
・どこをどのように清掃してくのか?
・どのくらいの頻度で、いつ清掃するべきなのか?
・なんのためにそれが必要なのか?
がわかりやすくなります。
そうすると従業員同士の中でも同じ目標が目に見え、
互いにモチベーションをキープしようと
切磋琢磨できるようになる、ということです。
うちは、十分きれいだから大丈夫。
そうは思っていても数値にすると
新たに見えてくる課題や真実、目標があるかもしれませんよ。
よろしければ、一度あなたのクリニックやお店の汚れを「数値化」してみませんか?
僕たちが目指すのは、「清潔さというホスピタリティをお店や
クリニックにいらっしゃるお客様や患者様に提供できるようにするお手伝い」なのです。