年末のご挨拶
ジャパンクオリティ HACCP Labo
食品業界、製菓業、飲食店その他の食にまつわるすべての事業者、経営者の皆様へ。
今年は、私たちにとって未だかつて経験したことのない年になりました。
新型コロナウイルス感染症
このわずか、○○○ミクロンの目に見えないウイルスに世界が翻弄され、私たち人間の無力さが露呈しました。
この感染症に対して私たちが打てる手だては、高度なAI技術・科学技術でも、高度医療でもなく、
手洗い、
マスク、
密を避ける、
夜遅くまでの飲食を避ける
など、基本的な行動でした。
特別なものは何ひとつなく、人として基本的な行動をとっていれば予防できる。
という事に気づかされます。
今回の感染症のようなことは、特別なことではありません。
HACCPも同様です。
私たちは、日頃から食品において
今回のウイルスを始め、細菌、異物、そしてアレルゲンなど目に見えない脅威に囲まれて生活しています。
薬品等医学的な処方は、「なってからの対策」です。
HACCPは見えない脅威に対して「水際で止める」というより「水際の前に止める」といった
「出さない、入れない」基本的な対策の枠組みです。
ですからある意味「地味でおもしろくない」基本的な約束事の連続です。
しかし「徹底してやらなければいけない事」です。
新型コロナウイルス感染症で猶予期間が一年延長され、2021年6月に施行されるHACCPの義務化。
これは「面倒な煩わしい事」ではなく、消費者を見えない脅威から守る「安心と安全の指標」です。
「わからない」とか
「どうしようもない」
で済ますものではありません。
また
「昔からやっている」
「すでにやっている」
とあぐらをかいているものでもありません。
初心に立ち返り常に見直す。勉強してチャレンジする。理解している人に聞いて徹底する。
という気持ちで取り組むべきものです。
私たちジャパンクオリティは、そうしたHACCP義務化を半年後に控え、
改めてHACCPを勉強する経営者の皆さんのために少しでも手助け・道標になれるように支援し、
HACCPという枠組みを普及するための会社です。
来年、HACCP義務化施行元年。
是非私たちと一緒にHACCPを勉強しませんか?
来年も宜しくお願いいたします。
株式会社ジャパンクオリティ
代表取締役 田中俊樹