僕が守りたい大切なこと。
福岡県筑紫野市の老舗旅館のお湯が
年2回しか交換されていなかった問題で、
来訪者が体調不良を訴えて医療機関を受診し、
レジオネラ属菌が検出されていた、ということがありました。
レジオネラ属菌は、河川や湖水などの自然界に生息する細菌で、
感染すると「レジオネラ症」を引き起こすことがあります。
国内でも入浴施設などを発生源とした感染例が多数報告されており、
過去には死亡した人もいるほどです。
レジオネラ属菌に侵されたエアゾルを
吸い込むことによっておこるレジオネラ肺炎は、
全身の倦怠(けんたい)感や頭痛などに始まり、
咳や38度以上の高熱といった症状もみられるようになります。
本当に怖い菌です。
そのリスクは日常生活に潜んでいます。
公衆浴場や旅館の入浴施設、加温プールなどの施設は、
レジオネラ属菌が繁殖しやすい条件を備えており、
日ごろから消毒やマメな清掃が重要なんです‼️
なにより、僕が残念に思うのは、
その老舗旅館が、それらについて無知だったこと。
ニュースによると事業主は、お湯は毎分ごとに湧き出し、
それでお湯が清潔なものと入れ替わるので、
「清掃は必要だと思わなかった」というようなことをおっしゃっているそうです。
本来なら週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを
年2回しか行っていなかったとか。
調査では基準値の最大3700倍の
レジオネラ属菌が検出されたということです。
これは「防げることではなかったのか?」
そんなことを思います。
僕が今、東京の顧客先の「大浴場の清掃」を手掛けているからか、
余計に残念でたまりません。
今僕が力を注いでいるのは、商業施設の防滑とカビや菌などを
徹底的に防ぐための清掃です。
それがクライアントさまの先にいらっしゃるお客様の安全、
安心につながると思うから。
僕の手掛けるクライアントさまの施設で
「清掃不十分」が原因で起こる「事故」を無くしたい!
強く強く思うことです。